
先日、茨城県の地方都市にあるビジネスホテルの経営者より、「事業が不振で、どこかにホテル経営を委ねたいので相談したい」と言う電話をいただきました。
早速、ホテルを訪問しましたが、その際、驚いたことがあります。
それは、60歳を超えた社長様がフロントに自ら立たれ、お客様からのお電話にすべて対応されている事でした。又、ロビーが殺風景で、非常に閑散としておりました。
このホテルに初めて泊まるお客様が、今の状態を見た時、どう感じるかです。「期待が膨らまらない」状況でしょう。その日は仕方なく泊まるでしょうが、次また泊まろうとはしないでしょう。
やはり、どんなに経営が厳しくても、フロントに若いフレッシュな社員がいて、ホテルの顔でもあるロビーには素敵な家具や絵画が飾ってあり、素敵な音楽が流れていたらいかがでしょう?このホテルに対する期待感が膨らみますね。

イメージと言うのは大変重要です。
会社のネーミング、外観、エントランス部分のセンス、社員さんのユニホームなど、全てが重要です。
私が今まで感動したホテルの中に長崎市の「ザ・ハミルトン長崎」というホテルがあります。10年以上前に5~6回宿泊しましたが、今でもザ・ハミルトン長崎の事は忘れられません。値段も、ホスピタリティーも最高で、全てに対して感動を覚えました。
ただ単に、自分のビジネス(ホテル業)をルーチンワークのようにこなすのは非常にもったいない事だと私は思います。
価格競争が激しくなる中、コストを抑制する動きは避けられないのかもしれません。
しかし、「ビジネス」の方向だけ見て客商売をやっていたら、必ずお客さんの方から離れていくものです。
商売の基本ですが、経営難に陥っている経営者様は今一度「自分は本当にお客さんの方を見て仕事しているか!?」と問いかけてみてください。
やはり商売してて、『あなたの会社(ホテル)に出会って、本当に良かった』と言っていただくこと出来たら、最高ですね。


